保育園から就労支援特化型放課後等デイサービスへの転職し感じたこと

保育園から就労支援特化型放課後等デイサービスへ転職し感じたこと

私は2023年の4月、就労に特化した放課後等デイサービスに転職しました。それまでは保育士として14年程働いてきました。
専門学校を卒業後に7年間保育園で働き、結婚・出産を経て再就職先を考えた時、再び保育士の仕事をすることに迷っていました。保育士と違う仕事に携わりたい、という思いがあったからです。子どもがまだ小さかったことや、勤務時間の制限もあり、働ける職種が限られていた為その時は諦めました。

その後、知り合いの方に紹介して頂いた保育園で、障がい児加配として働くことになりました。支援の必要な子に一対一で関わり、その子の特性を日々の関わりの中で理解し、集団の中で生活する時に必要な場面や状況に応じた支援をしていく、といった内容の仕事でした。初めての経験で、担任をしていた頃とは違いなかなか思うようにいかないことが多く、ベテランの先生方にアドバイスをもらいながらなんとか続けていました。自分自身も親となり、同じ親の立場として子どもの悩み相談に乗る事で、考え方や関わり方が少しづつ変化していったように思います。

その後も何年か加配として働く機会があり、たくさんの経験をさせていただきました。加配の仕事をしていて大切だと感じた事は、職員の方と情報共有を丁寧にすると同時に、その子の発達に応じた適切な配慮をすることです。

保育士の仕事は、就学前までの子どもたちとの関わりですが、放課後等デイサービスでは小学生から高校生までの子どもたちの成長を見守ることができます。今までは、小学校や中学校に行った後の様子を直接聞く機会はなかなか無く、幼児期に関わった子どもたちの成長が気にかかっていました。

保育園とはまた違った角度から、支援の必要な子どもたちと関わる仕事ができることは、とても嬉しく勉強になります。
保育園では、どうしても日々の生活に追われ、落ち着かない環境の中での保育となりがちなので、少人数での丁寧な関りは、支援の必要な子どもたちの成長にとってとても大切なことだと思います。
子どもたちの将来を考えた時、ここでの経験が少しでも活かされるよう、日々の関わりを大切にして成長を見守り続けたいと考えています。

これらの経験をしてきた事で、自分自身がやってみたかった事が少しずつ変化してきた今、時間をかけてゆっくり実現を目指したいと思っています。

関連記事一覧