カレー屋「こもく商店」のこもくさん

熊本で15年来の友だちに会いました。こもくさん。私よりもうんと人生の先輩。元々は熊本のタウン誌「モコス」の編集長をされていた方です。

なぜか京都府舞鶴市の山の上にある「流々亭」というお茶屋さんで友だちになりました。出会った時には私はまだ20代。勢いだけでいろんなことをするお年頃だったので、土日を使ってクルマで熊本まで遊びに行くなんていうことをしていた頃です。
「今、熊本なんですけど、ご飯行けますか?」
みたいな会い方をしました。
この時は、月曜日に帰りつけず、仕事に遅刻しました…(時効だと思うので…)

それから、しばらく経って2016年の熊本地震。
この時に久しぶりにこもくさんに会いました。
4月の地震の影響で、熊本の子どもたちの夏休みが短くなったり、なくなったりすると聞き、NPOの仲間と一緒に「夏休みを熊本に運ぼう」とイベントを企画しました。石清水八幡宮の協力を得てエジソンが作った竹のフィラメントで作られたランプを持っていったり、三木竹材店さんの協力を得て竹箸作りをしたり、萬屋琳窕さんの協力を得てくまモン和菓子を持っていきました。
「どこも連れて行けないと思っていました」と何人ものお母さんが泣いて感謝下さったこと、よい思い出です。
復興がままならない時期。会場を教えてもらったり、地元の状況を教えてくれたり、と多くの情報をこもくさんから頂き、実施することができました。

今はカレー屋さんをしているとのことでお伺いしてきました。ずっと行きたかったのです。今回も事前連絡なしの突撃です。あの頃よりはちょっと大人になったので、ちゃんとアポを取ってからとも思ったのですが、その方がいいかな、と思ったからです。

扉を開けると一目でわかりました。電話中。会釈をしたら受話器を耳に付けたまま会釈を返してくれました。注文の時に「こもくさん、お願いします」と言ったら怪訝な顔をされました。あとから聞くと、こもくさん、と呼ぶ人がボクともう1人くらいしかいないのだとか。

そこからは大盛り上がりの1時間。お姉さんと息子さんも時折混ざりながら、あっという間に時間が過ぎていきました。

数えたら6年振りですけど、ホントそういう時間が関係ないくらいの再会でした♫

今、私がしているお仕事を伝えるとすぐに快諾!また近いうちに寄らせてもらう約束をしました。また会えます!

□こもく商店
https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430102/43015605/

□障⇔障継承プログラム
https://fairly.co.jp

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