1日8時間。月160時間。年1920時間。その積み重ねが「仕事」です。
障⇔障継承プログラムは「働いて生きていく」がコンセプトです。
働くこと。
それはほとんどが「繰り返し」です。
繰り返しの頻度は様々です。
例えば、学校の先生でしたら1年間で繰り返されます。4月の始業式から始まり、日々の授業の合間に、遠足や運動会、学芸会や修学旅行があり、3月の修了式で一区切りです。
農業でしたら、野菜の種類にもよりますが、1年のどこかの季節で種を植え、芽が出て、成長し、収穫され、次の種蒔きを待ちます。
今回紹介する工場は、リサイクルトレイの分別です。白色のトレイと色のついたトレイを分ける。ざっと流れてくるトレイを毎日分別していきます。
そういった繰り返しの中で、変化を見つけたり、面白さを見つけたり、成長を見つけたりして、仕事をしていきます。
時には、そういうものがなくても、歯を食いしばり、涙を流し、泥を啜るような思いをしたとしても、ひたすらに仕事をしていきます。
それが会社から、自治体から、雇用主から求められて行う「仕事」だからです。
こういった仕事の本質的な部分は、どの立場でも、どの業種でも、きっと変わらないんだろうなと思います。