京都教育大学附属桃山小学校からオープニングイベントに向けたエール

オープニングイベントまで、約2週間になりました。
年度末のバタバタの時期に、その桃山小学校からエールが届きました。

発信くださった井上先生のご許可をいただき、転載します。

■子どもたちが学んだ「働いて生きている障がい者」を紹介するサイトのOPイベント

3学期。
子どもたちは「障がい」を学びました。
始まる前。
目が見えなければ障がい、車椅子を使っていたら障がい。
守らなければいけない、優しくしなければいけない。
そんな声が聞こえていました。

もちろん、それは一定正しいものです。
でも、全てではありません。

今回、桃小では、全国初で障がい者が働く様子を紹介する「障⇔障継承プログラム」を使って授業をしました。
30数名の働く障がいのある方たちの様子や思い、給与や、子どもたちのメッセージが載っています。
それを子どもたち一人一人がタブレットを操作して、動画を閲覧していきました。

農業、水産業、工業、カフェ、プログラマー…他にも多くの職業の方がいました。
「俺よりすごい」
「何も(自分と)変わらない」
「めっちゃ笑顔」
そういった声が積み重なっていきました。

もちろん、これも全てではありません。

しかし、私自身がそうであったように、子どもたちがそうであったように「障がい」はあまりに偏って見られていたように感じます。
そのバランスを考えるのによい学びであったとも感じています。

障がいを知る。
ここがインクルーシブ(多様性)の一つのスタートです。

これから子どもたちが行くであろう様々な場所で、
障がいのある方たちと出会った時に、
ほんの少しでも対応で立ち止まったり、考えたり、時には行動してくれたりしたらと考えています。

その障⇔障継承プログラムのオープニングイベントが4/8と4/9の2日間に分けて行われるそうです。
私も見てみようと思います。
新年度の忙しい時期ではありますが、ぜひ皆さんも「障がいを知る」、一つのきっかけにしてくださればと思います。

【障⇔障継承プログラム:オープニングイベント】
■視聴リンク
https://zoom.us/j/93339491241?pwd=MzZCMFBvNlA5V1hONExhUUViZUV1QT09
パスコード:638319

■内容(変更の場合があります)
○4月8日(金)15:30-17:00
・ご挨拶
・応援動画(各界の著名人から届いた応援メッセージを配信します)
・障⇔障継承プログラムポータルサイト説明
・「働いて生きている」を実現している障がい者動画

○4月9日(土)15:30-17:30
・応援動画(各界の著名人から届いた応援メッセージを配信します)
・座談会(多種多様な障がいのある方々による対談)
・滝川さんのミニトークショー
・ご挨拶

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