就労支援特化型の放課後等デイサービスを開設

就労支援特化型の放課後等デイサービスを京都府宇治市に開きます。6月下旬〜7月上旬開所予定で進めています。

「働いて、生きていく」ことは1つの選択肢ですが、実際はなかなか大変なことです。健常といわれる方でも長い間働いていれば、うまくいく時もあれば、そうでない時もあります。身体や心に不調が出る時もあります。

障がいのある方は、もっとです。

まず、仕事がありません。最低賃金をクリアすることすら容易なことではありません。今、障がいのある方の多くが働く就労継続支援B型事業所の平均月額工賃は約1.6万円です。月額です。企業の多くが人手不足なのにも関わらずです。

それから、仕事の維持が難しいです。様々なサポートが必要になることも多いです。必要なサポートをしようと思っても、それがわからなければできません。求められる仕事をしなければ、維持継続も困難です。

で、就労支援特化型の放課後等デイサービスです。どんなことが企業から求められるのか。その答えを身に付けます。例えば調理。ジャガイモの皮剥き1つをとっても、剥き方は会社によって異なります。A社の剥き方とB社の剥き方が異なれば、それは入社してからの学び直しです。それはあまりにもったいないです。こだわりの強い方であれば、せっかく学んだことが仇となり、かえって学び直しに時間がかかってしまうということもあり得ます。そうであるならば、初めからその会社に合った剥き方を学んでおけばよいのです。そうしたことができるのが、今回開所する就労特化型放課後等デイサービスです。

現在、許認可や工事の調整などを様々進めているところです。利用してくださる皆さんにとって、心地よい場づくりを進めていけたらと考えています。

こうした就労特化型放課後等デイサービスは、全国にまだまだ多くはありません。私の知る限りでは、北海道、高知、山口、長崎、岡山、島根などにあるくらいです。これからもっと広がっていけばよいなと思います。

■放課後等デイサービス エデュワーク
https://eduwork.co.jp


関連記事一覧