新採教員は10年以内に特別支援学校で複数年経験
年度末、件名のような通知が出ました。
新しく学校の先生になった方は、上記のような経験をするようにと文科省から。
それから沢山の方にお話を聞いてみました。
学校の先生はもちろん、民間の方にも、障がいがある方にも、その保護者にも。
ただでさえブラックだと言われる学校教員なのに、更に仕事を増やすのか。
いろんな経験をした方がいい、それでお給料をもらっているのだから。
知るということは大切。
当事者の親になるまでは関係ないと思っていたけど、そうじゃないとわかったので、ぜひ先生にも。
子どもたちに障がいとか、マイノリティとか、そういうものを教えてほしい。
様々な意見があります。
そんな中で障がいのある子どもたちの数は増え続けています。
2021年度
特別支援学校に在籍 14万6,300人(10年前の1.2倍)
特別支援学級に在籍 32万6,500人(10年前の2.1倍)
通級指導 13万4,200人(10年前の2.5倍)
引用:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ305W6GQ3ZUTIL02L.html
増えたというよりも、潜在的だった数値が表面化した状態のようです。
教育はもちろん大切です。
それと同時に彼らの将来も同じように大切です。
健常者と言われる子どもたちは、例えば13歳のハローワークに記載されているような職業に就いていきます。
でも、彼らは?
教育の先の就労を、保護者の方はもちろん、先生方も知らないこと自体が課題の一つです。
それをお伝えできるのが障⇔障継承プログラム。
もっともっと広めていかないとなとお話を伺いながら考えています。