現役大学生46人にアンケート。。。中編

上記の円グラフは現役大学生46人に聞いた、
「日本には何らかの障がいのある人が何人いるでしょうか?」という質問への回答結果です。
A. 1万人(0.01%)
B. 10万人 (0.1%)
C. 100万人(1%)
D. 1000万人(10%)
皆さんはどれが正解かわかりますか?
正解はDです。この国には10人に1人に何らかの障がいがあるということです。。。しかし、今の大学生の多くはCの100万人を選択しました。大体100人に1人の割合だと認識している人が多いという事です。次いで、多かったのはBの1000人に1人という選択肢です。そして正解のDを選択した大学生は、たった4人しかいないという結果でした。これを読んでいる皆さんの答えはどれだったでしょうか?Cだと思った人がいるのではないでしょうか?
たしかに、今の日本では日常生活の中で障がいのある人と関わる機会が少ないと言えます。しかし、実際は人口の減少が加速しているのも関わらず障がい者の人数は年々増加しています。高齢化問題、若い世代の海外への流出、正規雇用と非正規雇用の格差の問題、働き手の不足などなど、、、
今後、僕ら大学生の世代が社会に出て働いて日本を支えるとなった時、これらの課題が更に現実味を帯びて押し寄せてきます。

何か一つを変えれること。「知らない」という事。僕たちにできる一歩目はそれだと思います。

ある人が、言いました。
「障がいと健常の分け隔てを壊してボーダーレスが当たり前の世の中にしたい」
その通りだと僕は思います。

例えば、目が見えなかったら、耳が聞こえなかったら、手が無かったら障がいと言われます。では、手が三本あれば?目が3つあれば?。。。
 手が三本あればたくさん荷物が持てる。たくさんの人と手を繋げる。目が3つあれば格段と視力は上がり、遠くまで見渡せる。しかし、多くの人は手が多ければ切除するだろう。目が多くあれば隠すだろう。つまり、何かが足りないから障がいではない。人と違うから障がいと言われる。
 ではその基準はだれが決めるのだろう?普通とはだれが決めたのだろう?
その分け隔てを無くすには「知る」という事が最初の一歩なのかなと僕は思います、、
特にこれからの社会を担う人たちには、昨日よりも、10分前よりも知らなかったことを無くしていきたいですね。そのための時間は僕たちにはまだまだあると思います。

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