アナログとデジタル
ある放課後等デイサービスから相談をいただきました。
「業務の効率化をしたい」ということでした。
よくよく話を伺っていると、手書きがネックになっているそう。
どんなところかなと資料を拝見していると、大きくは次の2つでした。
・利用者さんの記録
・スタッフのシフト
どちらを見ていても思ったのが、ボーダーラインだということです。
手書きをやめて、デジタルを導入するかに迷うライン。
【利用者さんの記録】
□手書きのメリット
隙間時間に少しずつ項目を埋めていける。
□タイピングのメリット
手書きよりも入力スピードが早い。
【スタッフのシフト】
□手書きのメリット
スタッフが4人なので、デジタル管理をするほどではない。
□タイピングのメリット
一度、システム導入してしまえば早そうだが、使い方を覚えるのが面倒。
どちらもメリットとデメリットがあります。
そのボーダーライン。
デジタルを導入して慣れてしまえば早い。
それはほぼ確実。
でも、その過渡期はどうか。
その微妙な期間が難しい。
という話でした。
ちょっと一歩引いちゃうな。
その過渡期も含んだ優しいシステム。
導入して慣れるまでの期間をどのように埋めていくか。
ここまで考えられているシステム。
福祉業界はもちろん、どこでもそういうものがもっと必要になるなと思いました。
ということで、ちょっと時間はかかりますが、そういうものを考えてご提案していきます。