「仕事」の種類っていくつある?
「将来の夢は?」と聞く調査が毎年ある。 プロ野球選手やケーキ屋さん。 サラリーマンや公務員。 YouTuberのような新しい仕事がランキングに出てきても、もうビックリしなくなってきた。 こういう話を子どもとしていると、 「仕事って何種類あるん?」 と聞かれることがある。
「調べなさい」みたいに突っぱねることもできるが、これ、結構見透かされてしまう。 「あっ、先生、知らないんだ」みたいな感じ。 そうなると、信用度低下。 センセイをしていた頃は、それがそのままクラスをうまくやっていけるかどうかに直結する。 知ったかぶりは、かなりカッコ悪い。
そんなこんなで調べたことがあった。
調べる時には、信頼がありそうなところを調べる。 厚生労働省から研究要請を受けた「独立行政法人労働政策研究・研修機構」の調査。 漢字の多さだけでも、信頼できそう。。。
1999年には、28,275の職業名。 2011年には、17,209の職業名。
たった10年ちょっとでこんなに減るの?と思っていたら、重複しているものや表記が違うだけのものを整理したら、この数になったとのこと。
17,209って、まあまあ多いな。
多分聞いたこともないような仕事もたくさんあるだろう。 全部を知ることもないだろう。 今の子どもたちが大きくなる頃には、これがどんな感じに変わっていくのだろう。 やっぱりIT的なお仕事が増えるのかな。
もうちょっと調べてみようかと思ったけれど「多分これゴールがないやつ」だと思って、その時はここで止めた。 とりあえず、仕事の種類が数字で言えれば、信用度低下まではいかないかなと思って。