「何やってんの?」の2つの意味

よく「何やってんの?」と声を掛けられます。これって2つの意味があるなと思います。

1つは「そんなことやってるんじゃないよ」という意味。1つのことを突き詰める職人気質?のような方から言われることが多かったです。私は、あれもやるけど、これもやる、みたいな性格なので、学校の先生をしている頃から、NPOの活動やイベントなどにも積極的に参加してきました。楽しければとりあえず挑戦してみる、といったスタンスでいろんなことを経験させてもらいました。いい経験になりました。なので、こちらの意味でお話しされる時は「何か抜けてたかな」とか、気を付けて聞くようにしていました。

もう1つの意味は「本当にこの人は何をしている人なのかわからない」というニュアンスです。よくわからないけれど、マグロのように動いている。先に書いた通り、私はこちら側。。。

私の場合は、どちらの声掛けもよくされてきましたし、それは今も同じです。

障がいのある方たちの働いて生きている姿を、これから働く子どもたちに継承する「障⇔障継承プログラム」

中高生を対象にした就労支援型放課後等デイサービス「エデュワーク」

伝統文化を未来につなげるためのイベントを行う「石清水なつかしい未来創造事業団」

先生になりたい学生さんや社会人を応援する「教採コンシェルジュ」

その他、それぞれに関係するコンクールやイベント、企画、販売のお手伝い…。

どれもバラバラのようです。というか、バラバラなのですが、自分の中では「自分が楽しくて、周りの方が喜んでくれる」という共通点がありました。

ところが最近、ちょっとつながってきたのかな?と思うことがチラホラと出てきました。

例えば、NPOの立ち上げを手伝ってほしいと言われて、初めて出会った方が障⇔障継承プログラムに興味を持ち、勤務校での導入を進めてくれています。

事業団で一緒に動いていた方の知り合いのお子さんに障がいがあるということで、エデュワークに紹介くださっています。

コンクール運営で関連していた企業が実は障がい者就労支援に熱心だとわかり、取材交渉に進んだということもあります。

パズルのように組み合わさっていくの、結構面白いです。よい意味の方で「何やってんの?」を言ってもらえるよう、これからも動いていこうと思っています。

関連記事一覧