8年振りに伺った教え子の両親の中華料理屋さん

中華料理屋さんへ行きました。教え子のご家族がしている中華料理屋さんです。8年振り。

お店に用事があったわけではなく、そのエリアに別の用事があって「あっ、あそこに中華があったな。教え子だったな」というような感じです。行くと、お店の雰囲気が変わっていました。お店の中で食べるはずだったのですが、お弁当のような形になっていました。

お店の前でお弁当を並べている方がいたので、「以前のオーナーさんと一緒ですか?」と聞くと、「同じですよ」と答えてくれました。「あっ、多分お母さんだな」と思いながら、マスクをしていることもあって、何となく自己紹介しにくく、一度はお店を離れました。

用事を済ませて、もう一度、伺います。今度はお弁当を買いに。一緒に売っていたキムチやお惣菜も選び、レジへ。「実は以前、お子さんを担任させてもらっていて…」と声をかけると「◯◯小学校の?5年生?越智先生!?」と覚えていてくださいました。「娘は越智先生に見てもらってから勉強が好きになって、今年から◯◯大学に進みました。ありがとうございます」と。社交辞令としておっしゃってくださったのですが、それでも、やっぱり嬉しくなりました。

お店を出て、駅まで歩く5分くらいの間に、その当時のことを結構思い出してきました。教室でそのお子さんが「うちの中華、美味しいから食べに来て」と言われたこと。「ラーメン好きだよ」と私が言うと、「うちは麺をやってないけど、美味しいんだよ」と自信たっぷりに言っていたこと。お店に足を運ぶと、今までの中華のイメージの油っこさのようなものは全くなくて、どんどん食べたこと。それを次の日に伝えると、本当に嬉しそうな顔をしていたこと。

今日から新しい年度です。そのお子さんは大学に進学。たくさんの方が、進学したり、就職したり、異動をしたり、それをお迎えしたりする時期です。何となくバタバタとせわしなく、落ち着かない時期ですが、ちょっとホッコリとしました。

「働いて生きていく」が障⇔障継承プログラムのコンセプト。ここに向かうのは健常といわれる方も、障がいと言われる方も同じです。一歩一歩ずつ、足を踏み出す方がうまくいくように、と改めて思いました。

障⇔障継承プログラム:オープニングイベント

視聴リンク

https://zoom.us/j/93339491241?pwd=MzZCMFBvNlA5V1hONExhUUViZUV1QT09
パスコード:638319
(2日間共通)

内容(変更の場合があります)

4月8日(金)15:30-17:00

・ご挨拶
・応援動画(各界の著名人から届いた応援メッセージを配信します)
・障⇔障継承プログラムポータルサイト説明
・「働いて生きている」を実現している障がい者動画

4月9日(土)15:30-17:30

・応援動画(各界の著名人から届いた応援メッセージを配信します)
・座談会(多種多様な障がいのある方々による対談)
・滝川さんのミニトークショー
・ご挨拶

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