身体障がいがあっても宇宙飛行士

視覚や聴覚などの条件を満たせば、身体障がいがあっても宇宙飛行士になれます。
それで受験資格がなくなるということにはなりません。
13年振りの宇宙飛行士募集です。
昔は屈強で、賢くて、何でもできる万能な方が選ばれるイメージがありました。
今でも、もちろん必要なことは多くあるかとは思います。
でも、例えば「水泳の能力も資格としていたが撤廃し、選抜後に訓練」のように以前よりも柔軟な対応になっています。
今回の宇宙飛行士募集が多様性をベースにしているからのようです。
こうした状況は世界的にも広まっています。
欧州宇宙機関でも女性と身体障害者の採用を積極的に行うとのことです。
もちろん、すごい倍率の中をくぐり抜けていくわけですから、楽な道のりではありません。
それでも、障がいが選考試験の妨げにならないというだけでも画期的なことだと思います。まだ選考期間すら終わっていませんが、今からどなたが宇宙飛行士になるのか興味津々です。

□宇宙飛行士に、転職だ。(JAXA)
https://astro-mission.jaxa.jp/astro_selection/

□宇宙における「真の多様性」を実現すべく、欧州が身体障害のある飛行士の募集に動き出した
https://wired.jp/2021/03/16/can-technology-open-spaceflight-to-disabled-astronauts/

関連記事一覧