日本の30人に1人は精神障がいの方

知らないことは怖いことだなと思います。
例えば日本の30人に1人は、精神障がいの方です。
学校の教室に1人。
そのくらいの規模のオフィスに1人はいる計算。
総数でいうと392万人。
でも、これだけの人数がいることを、ほとんどの方が知らないのが現状です。
そもそも、どんな状態が精神疾患なのか調べてみました。
・統合失調症
・気分障がい(うつ病、躁うつ病)
・てんかん
・依存症
・高次脳機能障がい
精神疾患と言われると難しい言葉ですが、これらの名前を見ると聞いたことがあるのではないでしょうか。
例えば、うつ病。
100人に6人は人生の中で一度は経験をするという調査結果もあるようです。
誰でもなる可能性があります。
私は今、すごく元気ですけど、来年の今頃はなっているかもしれません。
なるかはわからないけれど、可能性はあります。
なったことがない方はわからない。
でも、なれば間違いなく辛いですし、苦しみます。
多くの方は、誰かの助けが必要になる。
それが一時的な疾患(病気)として治るのか、長期になりサポートが必要になるのか。
これはケースによって異なります。
でも、その時、その瞬間にサポートが必要なことに変わりはありません。
知らなければ、サポートをすることも、されることもなく、ただ苦しむだけになってしまいます。
東京パラリンピック後に取ったアンケートの結果が記事になっていました。
「共生社会実現に必要だと思うこと」
1:障がい者の就労や社会参加への支援の強化
2:バリアフリー化への推進
3:障がいのある人とない人が交流する機会づくり
「知る」ができれば、これらが前に進みます。
誰もが知るために、福祉の分野だけではなく、教育や経済、他にも社会をつくる様々な分野の方が気にかける必要があるだろうなと思います。

□精神障害(精神疾患)の特性(代表例):厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/…/seishin/characteristic.html

□うつ病:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html

□東京パラ、良かったけどモヤモヤ感…そのワケは-障害者763人に聞いた「どうだった?」(47NEWS)
https://nordot.app/834332990870683648

□こんなに身近!精神障がいの方たち(京都府)
https://www.pref.kyoto.jp/jobpark/documents/data.pdf

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