賀壽翁彫り

鳥取にある山川賀壽雄先生の「山川塾」へ、学校の先生の仲間たちとお伺いしました。高度な木彫り彫刻を気軽に楽しむことができる「山川方式」で制作する『賀壽翁彫り』。10名の先生が参加されたのですが、皆さんが思い思いの作品を完成させておられました。

作品を制作する前、たくさんの展示品を見せてくださいました。

その中に障がいのある方たちが制作したものもがいくつもありました。それらを解説する中で、
「税金が払える福祉がボクの理想だから」
という話がありました。障がい者が作ったから安く売るのではなく、正当な対価をいただく。障⇔障継承プログラムの考えと全く同一です。飾ってある障がいのある方たちが制作した作品。実際によく売れているそうです。

誰が作ったか。そこに価値があることもわかります。著名な芸術家の方でしたらもちろんそうでしょう。

でも、それだけじゃないことも同時に思います。何を作ったか。この部分です。本当に大切にしたい作品。本当に素晴らしいと感じた作品。そこにも大きな価値があると思います。

今回、山川先生たちから「いいですよ」と言っていただいたので、制作中の写真や、今回参加された方が作った作品を紹介します。

賀壽翁彫り

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