大学院生に障がいについてインタビューしてみた

今回は前回に引き続き理系の大学院生の知り合いにインタビューを行いました。
この方は実際に身内に障がいある方がいらっしゃるそうです。このインタビューで何を思うのか、どう考えたのか、どんなインタビューの答えなのか是非ご覧ください。

Q1 障がい者に対しての印象は?
人一倍優しく、何か特化して秀でるものを持っている印象

Q2 1の質問でそう思った理由は?
何かの障がいで健常者より苦手なことはある分、優しさや思いやりを強くもっている人に出会ったことがあるから。また、ギフテッドや世界的な盲目のピアニストを知っているから。

Q3 知的障がいについて知っていることは?
複雑な言語が話しにくい
人の気持ちを汲み取るのが苦手
ルーティーンが崩れるとパニックに陥ってしまうことがある
準備に時間がかかってしまう
複数の作業など、複雑な行動が苦手
障がいの度合いによっても差がある
落ち着くことが難しい

Q4 身体障がいについて知っていることは?
四肢のいずれかが足りない
四肢はあるけど麻痺等で動かすことが出来ない
四肢の長さが違う、背骨が曲がっていたりする
盲目、色弱・色盲、ろう
先天性、後天性どちらもある
内臓系に異常がある

Q5 発達障がいについて知っていることは?
学習が健常者に比べて苦手
人の顔を覚えるのが苦手
読み書きや会話をするのが苦手なことがある
チックが起こってしまう
吃音

Q6 障がいのある方と喋ったことはありますか?
ある。
従兄弟、後輩、同級生、学校の授業での交流会

Q7 自分に障がいがあった場合どうゆう制度があれば日本に住みやすいと思いますか?(知的障がい、身体障がい、発達障がいに分けて)

身体:梅田等での交通量が多い駅での専用(優先)通路があれば盲目の人でも通行しやすいと思う
発達:グレーゾーンの人に対する支援制度や寄付金をなにか設けてほしい
知的はあまり思いつかなかったけど、家族や世話をしてくれる人が亡くなる等、支援ができなくなった時に、その後のフォローをしてくれる制度が何かあればいいと思う

Q8 障がい者に対する国の政策について知っていることは?
障害者雇用促進法
障がい者就労支援
障がい年金
交通機関での割引

Q9 社会の障がい者問題に対して思うことは?
工賃が低いので、国の補助がもっとあるべきだと思う
支援側の賃金も安い
性欲処理の問題が広く認知されていない

Q10これからの障がい者問題の改善にあたってどのような点に最も取り組むべきと考えるか?
就労施設の拡大や賃上げが必要だと思う
そのために、施設に対する給付や、一般企業での雇用枠の増設、就労施設での健常者のサポーターを増やしてその方への賃上げ等の支援も必要になると思う

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