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オープニングイベント1日目:障がいを知らないこと
オープニングイベント1日目。たくさんの方からご参加いただきました。新年度が始まったばかりのお忙しい時期の合間を縫って。本当にありがとうございました。
配信の冒頭にお伝えしましたが、台本なしの一発勝負。その方がよりリアルを伝えられると考えたからです。発案者の話や作成いただいた動画の数々。働いて生きていく障がいがある方たちの笑顔や真剣な表情から様々な思いを感じていただけたのではないかと思います。
この半年、この障⇔障継承プログラムに携わらせていただいて、一番思ったことは「知らない」ということです。障がいを知らない。障がい者を知らない。知ろうとも思わないし、知ろうと思った時にその情報も多くはない。そこに「働く」というキーワードが加わると、さらにそれが狭くなります。
これ、私自身もそうでした。小学校教員という仕事をしてきて、発達障がいのお子さんに多く会ってきました。支援学級には、知的やダウンの方もいました。でも、それが全てでした。彼らの特性がそのまま「障がい」と感じていました。
でも、そうじゃなくて、ちょっと違うな、と。辞典には次のように載っているようです。
個人的な原因や、社会的な環境により、心や身体上の機能が十分に働かず、活動に制限があること。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
これって今、健常と言われる方たちも多く抱えているのではないでしょうか。職場では喋りすぎても、黙りすぎても、もっとと言われる。こだわりがありすぎたり、忘れ物をしたり、時間にルーズだったり、はたまた、上司や部下と合わなかったり…「心や身体上の機能が十分に働かず、活動に制限があること」は山のようにあります。これらもこの定義だけで考えると障がいです。
障がい者だけで考えても、身体でも様々な障がいがありますし、その程度もいろいろです。感じ方だって違います。
その違うという部分を理解するとまではいかなくても、少なくとも知っていることは必要かな、と。
今回の障⇔障継承プログラムのオープニングイベント。これが、それを知る、知ろうと思う一つのきっかけになればいいなと思っています。
本日2日目です。
障⇔障継承プログラム:オープニングイベント
視聴リンク
https://zoom.us/j/93339491241?pwd=MzZCMFBvNlA5V1hONExhUUViZUV1QT09
パスコード:638319
(2日間共通)
内容(変更の場合があります)
4月9日(土)15:30-17:30
・応援動画(各界の著名人から届いた応援メッセージを配信します)
・座談会(多種多様な障がいのある方々による対談)
・滝川さんのミニトークショー
・ご挨拶